原因を見つけられていますか?
投球による肩や肘の痛み、「しばらく休めば治る」と思っていませんか?
実は、痛みの原因が正しく見つけられていないままでは、いくら治療しても、再発や慢性化のリスクが高くなるのです。
痛みが「治りにくい」3つの理由

痛みの“本当の原因”が見逃されている
「肩が痛い=肩に原因がある」とは限りません。
実際は股関節や体幹の硬さ、下半身の使い方に問題があるケースも多くあります。
投球は下肢、体幹も使った全身運動なので、一部だけを診ても根本的な解決にはつながりません。
投球フォームが改善されていない
痛みの原因となったフォームを見直さずに、誤ったフォームのまま復帰してしまうと再発しやすいです。
誤ったフォームや関節可動域や筋力、筋出力が不十分なまま復帰することにより、特定の関節に掛かる負担が集中しやすい傾向があります。
「治療」だけでは足りない
前述の通り、炎症や痛みは一時的に改善して治まっても、可動域や筋力が不十分なままでは再発します。
再発防止には、可動域改善や、筋力回復のためのトレーニングによる機能改善も重要です。
当院での投球障害に対するアプローチ

当院では、長年にわたる高校野球チームのサポートや、プロ選手の現場で培った経験を活かし、「治りにくい投球障害」に対して、根本からの改善を目指します。
動作解析によるフォームチェック
投球フォームを撮影し痛みの出る動作やポイントやフェーズを確認します。
動作解析により、投球時の身体の使い方を分析します。
野球の投球動作に特化した評価法
可動域・筋力・柔軟性・身体の連動性をチェックします。
痛みや炎症の原因に、「自分では気づかない」可動域低下や筋出力低下が潜んでいることもあります。
さまざまな検査を行うことにより原因を可視化していきます。
鍼灸・マッサージや物理療法による局所治療
動作が改善しても、局所が良くならなければ痛み・炎症・筋緊張は改善しません。
鍼灸マッサージや超音波療法、赤外線療法、ハイボルテージなどによる物理療法のアプローチで患部の回復を促進します。
パーソナルトレーニング・加圧トレーニング
患部の痛みや炎症が緩和しても、同じ動作では再発してしまいます。
動作を改善したり筋出力を適切にし、再発予防とパフォーマンス向上を同時にサポートします。
「治す」だけでなく「整える」ことが重要

投球障害の再発を防ぐには、以下のことが重要です。
- 痛みの原因を見つけること
- 原因となる動作改善や筋出力のバランスを整える
- 再発しにくい身体やフォームをつくる
「少し痛むだけだから大丈夫…」そんな油断が、選手としての未来を左右します。
当院では、スポーツ専門の評価とトレーニングサポートで、競技復帰・パフォーマンス向上・再発予防までを一貫して対応しています。
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