症状改善の3タイプ
「何度か通院しているのに、なかなか良くならない…」そんな風に感じていませんか?
実は、症状の回復にはいくつかのパターンがあり、すぐに効果を感じられなくても回復が進んでいることがあるのです。
「自分には効果がないのかも」と思う前に、よくある回復の流れを知っておくと安心できるかもしれません。
坂道タイプ

坂道タイプは少しずつ良くなっている回復タイプです。
「ちょっとずつ良くなっている」「施術を受けるたびに良くなっている」という方は坂道タイプです。
坂道タイプの特徴
- 施術を受けるたびに少しずつ症状が軽くなる
- 目に見える形で着実に改善していく
- 突然の変化はないが、気づくとラクになっている
ポイント
回復は坂道を上るように進みます。
毎回の変化は小さくても、1週間・1ヶ月単位で振り返ると、大きな違いを感じることができます。
できるようになったこと」を記録する(痛みが減った時間帯をメモする)
施術前後の変化を意識し、小さな進歩を確認する
時間差タイプ

ある日突然よくなる回復タイプです。
「何回も通ってるのに、何も変わらない…」「施術の直後も思ったほど良くならない」という方は時間差タイプです。
時間差タイプの特徴
- 施術を受けても最初は変化がない
- 「本当に良くなるの?」と不安になりやすい
- ある日を境に、急に症状が軽くなる
ポイント
このタイプの方は、回復の「準備期間」が長いことが特徴です。
例えば、種をまいてもすぐには芽が出ないように、体の中では少しずつ変化が起こり、あるタイミングで「急にラクになった!」と感じることがあります。
痛みが「増えなくなった」など、些細な変化にも注目する
「◯回までは試してみよう」と目標を決める
停滞期タイプ

良くなる時期と、停滞する時期を繰り返すタイプです。
「最初は良くなってたのに…」「しばらく変化を感じない」という方はこの回復タイプです。
停滞期タイプの特徴
- 最初は順調に回復するが、途中で変化が止まる
- 「また悪くなった?」と感じることがある
- 停滞期を抜けると、再び回復が進む
ポイント
回復が進むと、体がその変化に慣れて「小休止」する時期があります。
この停滞期は悪化ではなく、次のステップへ進むための準備期間です。
まるで登山中の長い踊り場のように、一見進んでいないように感じても、その先には確実に頂上(回復)が待っています。
「一度良くなった=また良くなる」と考える
施術の内容を見直すタイミングかもしれないので、担当スタッフに相談する
焦らず、自分のペースで回復を!
症状の回復には、人それぞれのペースがあります。
「すぐに良くならない=治らない」ではなく、気づきにくい変化が起きていることも多いのです。
「自分の回復パターンはどれかな?」と考えながら、焦らず治療を続けてみてください。
もし不安があれば、いつでもご相談ください。
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